善寳寺鉄道記念館 旧駅舎 解体祈祷

本日、境内にある旧善宝寺駅跡地にある「善寳寺鉄道記念館」の解体工事に先立つ安全祈願が行われました。

湯野浜線最後の鉄道文化の遺産として保存に努めて参りましたが、駅舎建物の傷みが激しく、近隣住民や参詣者に被害が出る可能性もあるため、誠に遺憾ながら本年駅舎を取り壊すこととなりました。

昭和4年に開業した湯野浜鉄道は昭和50年に廃線となり、善宝寺駅の駅舎を活用して昭和53年より「善宝寺鉄道記念館」にリニューアルして営業を開始しました。平成5年に営業を停止しており、建物と車両が残されてまいりました。

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今回の解体工事では、手前の駅舎の建物のみ着手し、庄内交通の「モハ3形」と蒸気機関車の車輪とホームは未定となっております。

多くの人々の思い出が残る駅舎であり大変残念ではありますが、工事が無事に完了するようご祈念致しました。

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